朝飯前にやる事を考えるブログ

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朝の歯磨きに関するコラム

みなさん 突然に失礼します。

 以下の記事は、ネットであふれている最近の酸蝕歯問題のお手入れ法に関するものです。

ここで、大きな間違いが日本で進行しています。
アメリカの論文とそれをアメリカの報道したメディアの内容に誤差があります。
更に、日本の歯科関係者と日本のメディアが
それらの背景、日本とアメリカの社会的なオーラルケアレベルの違いを考慮していないで、
一部のデーターをうのみにして、まったく新しいことの様に、食後の歯磨きはすぐするな、
30分後が安全!みたいな標語を作り出していることです。



この標語を信じる日本人はさらに、虫歯と歯周病を増やす結果になります。

酸蝕の原因は、歯磨きタイミングの問題ではなく、生活での唾液活性とその量、噛むという行為の変化にあります。
その根本を抑えなくて、ただ、酸の腐食を促進する歯磨きを遅らせても唾液活性の低い日本人には、30分後の歯磨きは安全とは言えないし、食後の歯磨きケアのポイントを理解していない歯科関係者が日本だけでなくアメリカにも多いという事実に、びっくりです。

食後早めに口の中に残っている酸を含む食片や、水溶液や、ドロドロのとろみ成分を30分放置していて、自分の唾液成分がどれだけ効果的にそれらを中和すると
思いますか?

ウガイしても、歯の隣接面や歯肉ポケット内の多くのバイオフィルムに添加されつつある酸を含む食片や、水溶液や、ドロドロのとろみ成分は薄まりもせず、はがれもせず、酸蝕は進行するだけで、歯の脱灰部分は増加します。

特に隣接面や歯の間の根面、歯の接触点周囲はかなり脱灰進行が激しくなります。

 

皆さんも朝の歯磨きは気を付けましょうね!